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神経×筋トレ

交感神経と副交感神経のリズムが整う

筋肥大することによって、どうして代謝量がアップするのか? その詳しい理由は分かっていない。ただ、この場合の筋肉のエネルギー代謝は、収縮することで消費されるエネルギーではなく、熱を作り出すことによるエネルギー代謝。

筋肉が熱を作り出す際、大きな影響を及ぼしているのは自律神経。交感神経が活性化すると、筋肉の熱産生の効率がアップすることが分かっている。

一方で筋トレによって交感神経と副交感神経のリズムにメリハリがつくということは明らかな事実。肥満の人は交感神経と副交感神経、どちらの活性も弱い。熱産生レベルも低くて基礎代謝量も少ない。ところが一定期間、運動をさせると自律神経のリズムが整ってくるのだ。

有酸素運動でもそうした効果は狙えるが、強度が弱い分、時間がかかる。その点、効率がいいのは筋トレだ。

ふたつの事実を照らし合わせると、筋トレで自律神経が活性化し、その結果、熱産生エネルギーがアップするということも十分考えられる。安静時代謝が上がり、痩せやすくなり、一日の生体リズムにもメリハリがつく。またまたラッキー。

筋トレ後のインディバでさらに効果増大!!