女優の東ちづる、歌手の平原綾香らが16日、東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の映像作品「MAZEKOZE アイランドツアー」(22日午後4時より世界配信)の発表会見を都内で行った。
「共生社会の実現に向けて」をテーマに、ジェンダーや年齢、国籍、障害の壁を超えた個性的なアーティストたちがパフォーマンスする9つの島を旅する内容。総合構成、演出、総指揮を務める東は「対話が進めば日本の多様性の扉が開く」と感無量。自身は2月に早期の胃がん手術を受けたが「正直忘れていました。(昨年)11月にこの仕事をすると決めて『飲んでる場合じゃない』とアルコールをやめた。配信の日は飲んでいいですよね?」と達成感をにじませた。
平原は自身の代表曲「Jupiter」のほか、美空ひばりさんの名曲「お祭りマンボ」も歌唱。サックス演奏も披露している。「本当にすばらしい映像で言葉にできないくらい感動しました。障害のある方がどれだけつらい思いをされてきたのかも知って…」と涙ぐんだ。
映像には小島よしおも出演し、障害を持つレスラーたちと持ちネタを披露している。平原は「『でも、そんなの関係ねぇ!』とみんなで言って、心を開放して表現している。私も彼らみたいに『そんなの関係ねぇ』と音楽を楽しんで、もっといい歌を歌いたい」と語ると、東ももらい泣きしていた。
人が感じることも色々あって、形にできる人もいてすごい事です!!
本当に尊敬しかないですね。
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